多分マビノギの事書いてるかもしれない。(何 モリアンサーバーでうろうろしてるRefill(&その他(ぉぃ))の日記。

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前回の続きで、楓葉さんが書かれた9話をRefill視点にしてみました。
わざわざ、合わせて、書きなおしていただいたりしてしまって、ご迷惑おかけしました・・。




また出会って、また僕は・・


僕たち・・楓葉さんと、僕Refillは、ヒーラーの家のお手伝いで、ハーブをラビダンジョンに採りに行くことになった。いろいろあったおかげで、昼頃に出かけたというのに、ダンバートンに帰ってこれたのは、もう真夜中のころで・・。

「はぁ、おつかれさま。」
僕はヒーラーの家に、集めたハーブを届け、外で待っていてもらった楓葉さんに声をかけた。
「やれやれ・・ほんとに疲れたぜ、もうしばらくハーブは見たくないな。」
僕は苦笑して
「それは、ヒーラー・・見習いである僕にはつらい台詞だなぁ・・」

昼、あれだけの喧騒を見せていた街も、この時間になるとすっかり静かで、人通りもまったくなくなっていた。
そんな感じなので・・結構遠くからの音もよく聞こえたりして・・。

どどどっどどどっ・・・

それは街の外からの複数の馬の蹄の音のようで。
こんな時間に大人数とはめずらしいな、と思い、ちらりとそちらを見やった。

一瞬で過ぎていった、影。
それを追うように走り抜け行く複数の、影。

僕は(あれ?)と思った。

「ねぇ、楓葉さん、なんか今の人・・見覚えない?」
最初に駆けて行った人をさして、言った。
「え、・・ん・・ああ、そうだな・・。」
しかし、楓葉さんも僕も、どこで見覚えあるのか、思い出せず。

そしてそのまま街の奥に消えていった影たちの様子に違和感を感じ、

「ねぇ、あれって・・あの人、追われてるんじゃないのかな・・?」
「・・そう、かもな」
「た、助けたほうがいいんじゃないかな?」
「・・どっちを?」
そう問われて、戸惑った。

確かに、現状では、追われる側、追う側、どちらが正しいのかが分からなくて。
僕は一瞬悩みかけ・・首を振った。悩んでる時間はない。

「こういう場合は・・やっぱり追われてる側を助けるべきじゃないかな。」
「そういうものか?」
そう思ったのは、もしかしたら、さきほどの、スケルトンたちと自分たちの大行進を思い出したからなのかもしれないけれど。
「・・まぁ、もし、違ったとしたら、そのまま捕まえればいいと思うし、ね」
「・・それはにっこり笑って言う台詞じゃないぞ、Refill・・」
もしかしたら、”その人”に、記憶が、浅からぬ縁を、感じさせたからかもしれない。

僕たちが追いかけた先・・学校の裏手辺りでさきほどの追われていた影が乗っていたと思われる、馬がいた。

「どこかに、隠れるつもりなのかな」
「よし、じゃあ俺はこっちの通りを通って銀行の裏道から、お前は本屋のほうから官庁方面に、教会のほうまで探そう。そうすればどちらかとすれ違うはずだ。」
僕は、この事態だけで、あたふたしているというのに、楓葉さんは落ち着いて先のことまで考えているなぁ・・と、関心半分、自らのふがいなさに落ち込み半分で聞きながら、こく、と頷いた。

そして、楓葉さんが走り出すのを見送ると、
―ふぅん・・・・・―
声。
誰にも姿は見えないであろう、その声は、
―・・・・・―
独り言のように・・しかし、僕に向かって話しかけている。
僕はその声にいらっ、としながら
(やめて・・仲間をそういう目で見るのは嫌だよ)
声は出さず、強い拒絶を、心で”思った”。
―ふん・・―
だから、弱気になってはいけないというのに。
僕はぶるぶると首を振って、教会のほうまで走っていった。

そして教会が暗い視界の中で、なんとか見える距離になったとき、
どんっ
と脇道から出てきた人物と、ぶつかってしまった。
「すみませんっ」
「いえ、こちらこそ・・・って・・え、あ・・!」

翳っていた月がゆっくりと、遮っていた雲から抜けて、神秘的な光を地上に落とす。
その光を受けてきらきらと輝く、金の長い髪に、深い藍の瞳。
隠れるためなのか、色調を落とした暗めの色のローブを羽織っているが、そのローブにはところどころ細かな装飾が施されていた。
そこでようやく、僕はその人が探していた人だと気が付いて、

「あ、そうだ、こっちっ!」
「え、え、・・あ・・!」
ちょっと強引かとは思ったものの、ゆっくり話している暇もないだろうので、びっくりしたように身を硬くしているその人の、手を引いて、走り出した。

「あ、あの・・」
「多分、こっちのほうが安全だと思うから!」
「あの・・お・・」
なにか言いたげな声に、走るスピードは緩めず、僕は振り返り、
「・・・僕は、あなたの味方だよ」
そういうと、その人ははっと驚いた顔をして・・そして、なぜか俯いてしまった。
どうしたのだろう、と思ったけれど、手を振りほどく様子もないので、そのまま、街を囲う壁の上のほうに上った。
「ここ、案外皆探さないから・・」
と、ギルドでやったかくれんぼのときの記憶を、実は思い出しつつ、その人を引っ張り上げた。
しかし、彼女は、俯いたまま、こちらを見てくれなかった。

なにか、悪いことをしてしまったのだろうか、と思い、僕は何か言おうとするのだが、何を言うべきか言葉が見つからず、じっと彼女を見つめるしかできなかった。
すると、その視線に気が付いたのか、彼女は顔を上げ、
「分かりました、ついていきます。」
と、こちらを見て、寂しそうに笑って、言った。
その表情に、なぜか僕はずきり、と心が痛むのを感じた。

「あんたは・・」
その声に振り返ると、そこには楓葉さんが、僕たちに気が付いて、壁の上に上ってきたところだった。
「うん、昨日、僕たちをひいた・・というか、ぶつかった人だね。」
と、僕も今更ながら、何処で会ったのかを思い出して、言った。
そう、昨日、楓葉さんと、そのお友達(なのかな・・?)の煉華さんと、ダンバートンで初めて顔をあわせたとき。急に女の人が馬ごと僕たちにぶつかってきたんだ。相当急いでたみたいで、お互い顔もよく見てなかったけれど・・。

その人も、その言葉にはっとしたように、
「その節は・・ごめんなさい」
と謝ってくれた。
「そのときも今も・・何かに追われているのか?」
と楓葉さんは、ひかれたことを思い出して怒った(僕の思い過ごしかもしれないが)ような口調で言った。
「はい、あの・・」

「待て、来たぞ。」
話し出そうとするリティルさんを制して、楓葉さんは振り返った。
そう、足音からして・・三人。
耳で判断して一瞬の逡巡。

―不意を付くなら、この瞬間だが・・―
(まずは状況確認だよっ)

振り返る。
そこには、三人の屈強そうな男たちがいた。

―不意を付いておいたほうが良かったんじゃないのか?―
(まだ、なにも分からないじゃないか・・まずは)

「そこをどいてもらおう。」
真ん中の男がでて、言った。

僕も二人の前に出て、
「あなたたちは・・このひとのなんなんですか?」
と聞いた。

その問いに、相手はやれやれという表情をして、
「そのお方は私達の主の娘だ。・・事情を知らないのならさっさと退け。」
と明らかにこちらを見下したように言った。

その態度に少し腹がたつ・・が、後ろの楓葉さんからかなりの怒気が感じられ、逆に僕は冷静にならなければ、と思った。

主の娘・・相手はそう言った。
つまり、親が・・娘に追っ手を差し向けている・・?それって・・。
そう、考え始めた、そのとき。

「あの・・」
と、後ろから声をかけられた。娘といわれている、その人からである。

「あなたたち、お名前は?」
え?
聞かれているのは僕たちのようで・・なんでこのタイミングで?

「あ?・・楓葉だ」
「り、Refill・・だよ・・」

それを聞いたその人は、すくっと立ち上がって、小さくつぶやいた。
「楓葉・・ふうよう・・ふよ・・・ぷよ!」

『はぁ!?』
と、僕たちが驚くのもかまわず、

「ぷよさん!やっておしまいなさい!」
と、その人は声を高らかに、びしっと、三人の男たちを指差した。

思考が止まる。
静まり返る、その場に次に響いたのは。
「・・ふ・・あはは、楓葉さん・・っ、ぷよさんだって!」
僕の笑い声だった。
「わ、笑ってる場合かっ!ていうか、命令するな!」


さっき僕は、悩んだ。
これは、僕たちが関わるべき問題なのだろうか、と。

しかし、彼女はこう言ったじゃないか。
 「分かりました、ついていきます」
と。

僕は振り返った。
彼女はこちらを見て、ふわりと笑った。

分かった、守るよ、あなたを。

僕は彼女に、微笑み返した。


「・・・・そろそろいいか?お嬢様を返してもらおう」
と、男は痺れを切らしたように、近づいてきた。

―さぁ、いよいよまずいんじゃねぇの?―
と、声は言う。
だがしかし。
はっきりとした自信があった。
大丈夫、なんとかなる、と。
―その自信はどこから?―
(さぁ・・ね。)
そのときの僕には、その自信が何によるものなのかが分からなかった。
でも僕はその気持ちを信じた。

「・・・・嫌だといったら?」
楓葉さんは、そういって、構えた。

そう、大丈夫。

「・・・・消えてもらう!!!!」
男たちが襲い掛かってくる。

僕は動かない。
そう・・・・・・・・・から。


「Refill!逃げるぞ!!」
「ええ!?・・・・う、うん!!」

楓葉さんは、なにか呪文を唱える。
僕はその間に、彼女の手を取る。

「雷華!!!!」

そして、小さな爆発・・煙。
煙幕か。
僕は逃げる方向を確認した。

「今のうちだ!!走れ!!」

そう楓葉さんに言われる前から、僕は彼女を連れて駆け出していた。

煙の間から、楓葉さんのほうを見ると、なにかしているのが見えた。

そして、走る僕たちに、すぐに楓葉さんは追いついてきたので、
「楓葉さん、なにかしたでしょ?」
と最後にこっそりしていたことを聞いた。
すると彼は、
「俺、ああいう気取った奴ら嫌いなんだよな」
とにやりと笑った。
それで、だいたい何をしたのか、察しが付いて、
「あんまり喧嘩の安売りはしないほうが・・」
と、たしなめようと、言いかけたが、
「まぁ、いいか。」
あまり、相手の行動もこちらからして面白いものではなかったし・・。

どちらみち、これは喧嘩を売っているのだから。
振り向くと、二人は笑いながら話していて。


そう、僕は一人じゃないのだから。





つ、続きます・・。難しい!
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